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emu diary

エミュと申します。プログラマを辞めて初無職。シンプルライフのため1LDKから断捨離してワンルームに引越しました。渋谷区生まれの渋谷在住ミニマリスト。

「精神病」が人を殺すのか

無職なので最近テレビを見る機会が増えた。

連日、小学生の男の子を殺害した引きこもりの22歳男性のニュースを報道している。

無抵抗の子供を何箇所も刃物で殺害した行為は常識的に理解し難く、精神鑑定も視野に入れて捜査しているとアナウンサーが解説していた。

 

最近の論調では犯罪を犯すのは「病」であって、本人の意思とは関係ないようにも聞こえる。(流行りの妖怪ウォッチで「全部妖怪のせいだ」と言っているのにも似た構造かもしれない)

猟奇的な犯罪が起こると、人々は犯人の精神を疑う。あいつは精神異常者に違いない。精神異常者だからあんな恐ろしいことをしたんだ、というように。

確かに、精神に異常をきたして犯罪に及ぶ人はいるかもしれない。

でも、【猟奇的な犯罪を犯した人=全員精神異常者】というのはちょっと間違っているのではないかと私は思う。

金持ちに朝型人間が多いからと言って、朝型人間が全員金持ちではないのと同じように。

 

人間の心の奥深くに潜んでいる闇の部分、そういった部分を直視しようとせずに「精神病のせい」というわかりやすい文脈に落としこんで簡単に納得してしまうことは本当に正しいのだろうか?

犯罪の恐ろしさ、理不尽に命を奪われる不気味さと向き合い、彼を犯罪に走らせた社会の病理を認識しないことには、根本的な解決には繋がらないようにも感じる。

 

決して犯人を擁護するわけではないが、こういった痛ましい事件が起こったときに私達がするべきことはその行為の本質を解読し、真剣に対峙することかもしれない。